救急救命士科
01.救急救命士について
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02.学科の特徴
< 01.救急救命士について 03.学習内容・設備 >「救急救命士」は、プレホスピタルケア(病院前救護)を充実させる必要性から、平成3年に国家資格となり、主に消防署員(救急隊員)として資格を生かしていくことになります。国家資格取得に向けて、外傷医学や疾病救急医学など、救急基礎医学の知識や技術を習得することが求められます。
救急救命士は救急処置の範囲が広く、人員が増加すれば救命率を向上させることができます。しかし、救急隊員のなかに救急救命士の占める割合は約28.8%と、まだまだ不足しています。地方都市ではさらに割合が低く、今後は地域間格差を縮めることも大きな課題です。

消防署(公務員)
救急車に乗務し、1分1秒を争う現場に赴き、傷病者に対して救命処置を行います。
海上保安庁(公務員)
海上で起こる、ありとあらゆる事故に立ち向かい、傷病者の命を救う仕事です。
民間救急患者搬送機関
公務員である消防署員に代わって、傷病者の搬送や病院間の移送を安全かつすばやく行う民間の機関です。
03.学習内容・設備
< 02.学科の特徴 04.臨床実習・海外研修 >基礎分野
救急救命士に求められる専門知識を習得します。心理学・生物学・微生物学・生化学などの基礎医学の知識を学び、救急救命の実践に応用します。
救急医学概論
地域における救急救命士の役割を理解し、救急現場・搬送過程の救急医療や災害医療について学習。医療人としての基礎的知識を総合的に習得します。
臨床救急医学総論
救急救命の現場で求められる医学知識を再確認します。国家試験に向けて1年次からの授業を振り返り、救急救命士の国家試験合格へと導きます。
疾病救急医学
救急救命士が緊急の現場で遭遇する様々な疾病について学習します。疾患別にその症状・検査・治療・病態生理など、専門的な知識を深めます。
基礎医学総論
国家試験に向けて、1年次からの医学関係の授業内容を総合的に再確認します。救急救命士の国家試験合格のために、基礎知識を改めて学習します。
プレゼンテーション学
言葉や態度によって相手に情報を理解してもらうプレゼンテーション能力の向上を図ります。緊急を要する場面で、相手に適切に情報を伝達する能力は必須の条件です。
人体の構造と機能
人体の構造と機能、心身の発達に関する知識を、細胞レベルから骨格・筋肉・消化器・神経・脈管系等まで、系統別に学習し、高度な専門知識を習得します。
外傷救急医学
指先などのスリ傷(擦過傷)程度の軽傷から、生命に関わる重症外傷まで、損傷の状態やその経過を部位別に学習。救急医療の基礎知識を習得します。
車外救出法車両事故の際、傷病者を車内から救出するシミュレーションを実施。チーム医療の団結力や判断力を養います。
静脈路確保実習留置針を用いた静脈穿刺技術を習得し、一刻を争う事態に迅速に対応する技術と判断力を養成します。
i-medicalの学内実習で使用する、現場レベルの設備をご紹介します。
吸引機
気管に異物が詰まってしまった傷病者から異物を取り除く際に使用します。
自動心臓マッサージ器
一定の力で心臓マッサージを行う機材。
半自動除細動器
心停止した傷病者の心拍を再会させる際に使用します。
04.臨床実習・海外研修
< 03.学習内容・設備 INDEXに戻る >2年次後期に校内の救急車同乗実習が始まり、消防署での実習、救急救命センターや大学病院等での病院実習と、約2ヶ月間の実務研修を行っています。平成18年度の実施施設数は、27消防本部・15医療施設で、特に消防署実習は学生の出身地管轄区域内の消防本部に依頼し、将来のために地域の実情を的確に把握することを目的に実施しています。また病院実習では、各病院の救急処置室内等で医師や看護師から直接指導を受けています。

日本の救急救命士制度を確立する為に参考としたものが、米国パラメディック制度であることから、その違いを自分の目で確かめ、 日本と米国の救急事情を比較し認識することが大きな目標です。米国パラメディック研修は、救急救命士を目指す学生にとって、 これから羽ばたく未来への原動力となることでしょう。
