暑気払いの『暑気』って!?(福島 i-med 鍼灸師科)
暑い日が続きますが、皆さんの体調はいかがですか?
まさに猛暑と言えるような暑さで、近隣の県でも熱中症で救急搬送された方も多いようです。
さて、この時期になりますと会社などでは、『暑気払い』という名の飲み会が多くなります。
暑いことを口実にビアガーデンなどで冷たいビールをいただく素敵な(?)行事ですが、この『暑気』とは実際なんのことかご存知ですか?
東洋医学ではそれぞれの季節に、その季節に該当する『気』が盛んになるという考えがあります。
例えば春は『風』の気が盛んになり、それが身体に入って悪さをすると『風邪』になります。
つまり『暑気』とは夏に盛んになる気で、これが強すぎると『暑邪』となって熱中症などの症状を呈してきます。
『暑気払い』はそんな状況になる前に、身体を冷やそうとする目的がありましたが、いつの間にか酒盛りの理由にされてしまっています。
本当に暑気を払うのであれば、夏に取れる野菜(きゅうり・なす など)や果物(スイカ・なし など)を採ることをオススメします!
薬膳的な考えでも身体を冷やす食べ物に分類されますが、栄養学的にもこれらの食物はカリウムやビタミンを多く含み、汗で奪われたミネラルバランスを整える作用が期待できます。
『暑気当たり』を起こす前に、正しい『暑気払い』をして快適に夏をお過ごし下さい!