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職業紹介 Work

作業療法士

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さまざまな作業を通して、
高齢者や障がい者の社会適応力を育てる“リハビリの専門家”

工芸、手芸、園芸、絵画、玩具操作などの作業技法を使って、病後や障害の機能回復や日常生活動作の維持や改善を図る仕事。生活場面での応用的な動作能力にとどまらず、精神的・心理的な安定を目的としているところが、理学療法士と違うところ。また、作業療法は職業準備訓練という目標をもつ。

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作業療法士になるには

「作業療法士」として働くためには、国家資格である「作業療法士資格」が必要です。国家試験を受験するためには、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した養成施設で3年以上学ばなくてはなりません。養成施設には、4年制大学、3年制の短大、3年制または4年制の専門学校があります。

作業療法士になるためのながれ

作業療法士に求められる人物は?適性を知る

医学の基礎知識、作業療法の専門知識はもちろんですが、「目の前にいるこの人を助けたい」という熱意や、会話やちょっとした動作から患者さんの心身の状態や気持ちを汲み取ることができるコミュニケーション力&繊細さが必要になる仕事です。また、リハビリはすぐに結果が出るものではありませんし、なかなか心を開いてくれない患者さんも中にはいますので、それでも根気よく向き合える忍耐強さも不可欠です。作業療法には趣味や娯楽要素の強い活動も多く含まれますので、一緒になって楽しむ姿勢や遊び心があると、患者さんとの絆が深まり、リハビリにもいい影響が出るかもしれません。

作業療法士の必要な試験と資格は?

「作業療法士資格」を取得するには、国家試験を受験・合格する必要があります。2016年の試験結果を見ると、作業療法士国家試験の合格率は87.6%(うち新卒者94.1%)。決して低い数字ではないものの、70%台に落ち込んだ年もあるので注意が必要です。試験内容は基本的に筆記試験となり、一般的な医学知識を試される問題のほか、専門性の高い問題も出題されます。

作業療法士の仕事内容

身体・精神の障がいによって日常生活に困難を抱える人に、生活スキルを向上させるための訓練(リハビリ)を提供するのが作業療法士の仕事。作業療法士が行うリハビリは理学療法士の行うリハビリとは区別され、“作業療法”と呼ばれています。この作業とは、食事・入浴・排泄のほか、料理・洗濯・掃除などの家事、スポーツやレクリエーション、手芸・工作・園芸・音楽など、日常で多く行われている動作・活動全般を指します。 「理学療法士」が「立つ」「座る」など基本動作の維持・回復のための訓練を行うことと比較すると、「作業療法士」は患者さんの生活スタイルに合わせてより応用的な身体動作の訓練を行うという違いがあります。
また、リハビリを通して心身ともにリラックスした状態をつくりだすのも作業療法士の役割になるため、作業療法は単純に動作を繰り返すようなものではなく、飽きずに楽しみながら行える娯楽性も大切になります。「何を楽しいと感じるか」は人によって違いますし、行えるリハビリは病状によっても変わってくるため、作業療法士は対象者に合わせたプログラムを考案する力が必要になります。

●代表的な作業

  • ・生活(会話、食事、料理、掃除、洗濯、読書など)
  • ・手工芸(折り紙、木工、革細工、陶芸、刺繍、編み物、ビーズ細工など)
  • ・芸術(音楽、絵画、塗り絵、書道、詩、俳句、写真など)
  • ・遊び(トランプ、将棋、囲碁、オセロ、パズル、麻雀、輪投げ、オリジナルゲームなど)
  • ・スポーツ(体操、球技、ダンス、バランスボール、散歩など)

作業療法士の気になる?年収・給料・収入

男女計の平均年収は約405万円、月で計算すると基本給で約28万円程度。初任給だけで比較すると他職種よりも高めになっていますが、生涯年収で見ると伸び悩む傾向にあるようです。作業療法士は医療職に分類されますが、看護師や助産師のように夜勤は発生しないため、夜勤手当などの底上げがないのも一つの要因になっています。とはいえ、子育てや介護といった自分のライフステージに合わせて働き方を変えるなど、国家資格を生かしながら柔軟に働くことができる点にメリットを感じている人も多いようです。

作業療法士の就職先・活躍できる場所は?

作業療法士が活躍できる職場は、「身体障がい領域」「老年期障がい領域」「精神障がい領域」「発達障がい領域」の4つに分類されます。中でも圧倒的に数が多いのが、「身体障がい領域」を扱う総合病院や整形外科病院、リハビリテーションセンターなどです。また、高齢化に伴って「老年期障がい領域」を扱う特別養護老人ホームや老人デイサービスセンター、訪問リハビリ分野での需要も増えていますし、「精神障がい領域」を扱う精神科病院、「発達障がい領域」を扱う小児病院や児童福祉施設、特別支援学校などもあります。「どんな患者さんのために力を発揮したいか」によってフィットする職場は異なってきますし、リハビリの内容や目的も領域ごとに違いがありますので、まずはそれぞれの特徴を押さえておくことが大切です。

【主な就職先】

  • 障害児関連施設
  • 障害者福祉施設
  • 病院
  • 福祉関連相談所
  • リハビリセンター
  • 老人福祉施設

作業療法士のやりがいを聞いてみよう

病気や事故によってこれまでできていたことができなくなってしまった人の「生きる力」を取り戻すほか、障がいにより周囲に比べてできることが限られている人の「生きる力」を引き出すお手伝いをするのが、作業療法士の役割。「作業療法」という専門的なスキルを用いて、患者さんができることを一つでも多く増やし、それによって本人や家族の笑顔が見られるようになることが何よりのやりがいのようです。 リハビリはすぐに結果が出るものではなく、根気のいる仕事になりますが、だからこそ「できなかったことができるようになった」瞬間のよろこびや感動は、非常に大きなものです。国家資格が必要な職種になるため、医療や介護現場でのニーズも高く、多くの人に求められ、頼りにされる仕事であることもモチベーションにつながるでしょう。

作業療法士の志望動機を教えて!

一般的に仕事内容を深く知られている職種ではないため、自身が病気や怪我をしたときに「リハビリの先生にお世話になった」ことから、自分もその道を志したという人が多いようです。また、医療を使って人を助ける仕事がしたいと考えた人、理学療法士と比べるとより日常に密着したケアができることに魅力を感じた人など、志望動機は人によってさまざまです。

作業療法士を目指せる学科

言語聴覚士科

※看護学科、言語聴覚士科、臨床工学技士科、介護福祉士学科以外は、アイメディカルには設置されておりません。

このページの内容は「スタディサプリ 進路」より引用しています。

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