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看護学科特別講義

福島県郡山市の医療総合専門学校 i-medical看護学科

7月20日(水) 15:00からi-medical ANNEX校舎4階講堂で看護学科の特別講義が行われました。

講師は郡山市内にある佐藤胃腸科外科病院の 萩尾看護部長をお招きし、3月11日に発生した東北地方太平洋沖大地震においてご自身がどのように対応していたのか、災害時のトリアージの重要性、また、平時からどのような準備をしておくべきか、などについてお話いただきました。

トリアージとは災害時等において、現存する限られた医療資源(医療スタッフ、医薬品等)を最大限に活用して、傷病者の傷病の緊急性や重症度に応じて、分類し、治療や搬送の優先順位を決めることです。多数の傷病者が一度に発生する特殊な状況下において、救助可能な傷病者を確実に救い、可能な限り多数の傷病者の治療を行い、社会復帰へと結びつけることに、トリアージの意義があります。

(横須賀市医師会HPより引用)

また、危機管理マニュアルの整備や避難訓練実施など本校でも行われていますが、平時から災害時の対応(役割分担・なすべきこと)をしっかりとシミュレーションしておくことの重要性も認識しました。

学生らは自らが体験した大地震のときに看護師や医療従事者がどのように対処していたかを学ぶとともに、今日お伺いしたお話を、万が一の災害のときに生かせるよう自分たちで考え、実践できるようにしていきたいと思います。

萩尾先生、貴重なお話ありがとうございました。

がんばろう!福島!