ナーシングセレモニー(戴帽式) の練習
看護学科2期生のナーシングセレモニーがいよいよ明日実施されます。
皆さまも良くご存じのフローセンスナイチンゲールは、イギリスの裕福な家庭に生まれ育ち、働く必要などなかった彼女ですが、「人のために生きたい」という強い意志を貫き看護師への道を突き進みました。
彼女は、看護についての書物を残し、看護師養成学校も作りました。近代看護の母として、看護の心を後世に伝えるための努力も惜しみませんでした。医療衛生や統計学においても彼女の残した功績は大きく、現代医療の基礎を築いた人と言えます。
1854年に勃発したクリミア戦争では、負傷兵の扱いが非常に悲惨な状況であること知り、自ら看護師として従軍しました。心身共に傷ついた兵士のために、6kmはある病院の端から端までを毎晩ランプを灯し歩いたことから後に「戦場の天使」呼ばれました。彼女が灯した「灯」は兵士にとって、希望の光であったに違いありません。
国際メディカルテクノロジー専門学校看護学科では、ナイチンゲールの灯したランプの灯を彼女の志とともに受け継ぎ、看護師を目指す揺るぎない気持ちを再確認し、今後も努力し続けていくことを誓う儀式をナーシングセレモニーとしています。
ナーシングセレモニーは他の看護学校でいう戴帽式と同様の位置づけとお考えいただければよろしいかと思います。
今回はナーシングセレモニーの練習の様子をちょっとご覧ください。
本番ではビシッと決めてくれるはずです・・・。みんながんばってね。