介護福祉学科2年 授業風景 障がい者体験で外出支援
介護福祉学科2年 授業で障がい者体験として外出支援の授業を行いました。
施設では、施設の中での生活ばかりでなく外出の支援を行います。
今回、外出支援を行うに対し実施中心の学習ではなく準備、振り返りの学習を大切に授業展開を行いました。
準備:今回の授業に向け、学内での移動方法を学び、買い物をするお店にも事前に学生がお店の利用願いに伺い、快く引き受けていただきました。
お店の方々も、「車いすでの移動はどうですか」など演習中に声をかけていただきました。
また、「このような学習には、積極的に協力したい」等の言葉を学生自身が聞かせていただけたことで、地域福祉の視点で介護をするものばかり障がい者に支援するのではなく、生活空間が障害とならないこころみとして地域のみなさんが考えていただけていることを体感することができました。
外出支援を通して気づいたこと
外出する前の注意事項 「安全第一」
出発:
歩道に傾斜があり、車いすが斜めになったり、信号待ちの車の間が通れず歩道にいけない。
交通量が多く、対向車が来ると思っていた以上に怖い。
イオンタウンの歩道は、段差も低く、傾斜も少なく歩道が広いので車いす移動がしやすい。
ジュースを利用者さんに飲んでもらおうとしたら、「みんなは飲まないの」と利用者役が気遣いみんなでジュースをのみおいしくジュースを飲みました。
自然に笑顔がでてきました。
自動販売機のジュースの補充がされていて、歩道は車いすが通れるスペースがあり安心!
バリアフリーを心がけるとき、実際に障がい者体験をしないと気付けないことがたくさん学べました。
無事全員 特別養護老人ホーム「国際メディホーム」(仮)に帰宅しました。
周囲の人の優しさを体感できるのも障がい者体験の学びの一つ。
介護者として、どんな介護ができるのか気付けました。